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» 2020年04月27日 07時00分 公開

批判していたのに……芸人が“禁断の果実”YouTubeに流れ込むワケ

新型コロナウイルス感染症の影響で、テレビ各局で番組の収録が行われず、劇場も休演が続いている。仕事にあぶれたお笑い芸人はYouTubeに進出しているが、誰でも成功できるわけではなく道のりは険しい。

[ZAKZAK]
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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、テレビ各局でドラマやバラエティー番組などは新たな収録が行われず、劇場も休演が続いている。そこで仕事にあぶれているがお笑い芸人だ。そんな彼らが“禁断の果実”に手を出し始めているが、そんなにうまくいくものなのか。

photo 宮迫博之

 まさかのYouTube参戦となったのが、千原ジュニア、小籔千豊、フットボールアワーによる「ジュニア小籔フットのYouTube」だ。

photo 宮迫に続いてYouTubeに参戦した千原ジュニア

 「この顔ぶれで頭に浮かぶのは、伝説のバラエティ番組『ざっくりハイボール』(テレビ東京系)。実際、そのノリで進めるようです。動画内でもジュニアが言っていましたが『今さら』という感じもありますが、何よりジュニアがYouTuberに乗り出してきたことが驚きです」と民放関係者。

photo 宮迫に続いてYouTubeに参戦した小籔千豊

 初回の投稿の再生回数は100万回を超え、登録者数も早くも30万人を超えるなど、手出しは上々といったところ。これを受けて、多くの芸人がせきを切ってYouTubeに参戦することになりそうだ。

 これまで芸人がYouTubeに参戦する理由としては、何らかの理由で地上波から遠ざかり、仕事が減ったため、新たな戦場としてYouTubeを選ぶというパターンが多かった。

 「雨上がりの宮迫博之やTKOの木下隆行などはその例です。闇営業問題の余波が尾を引く宮迫も、パワハラ騒動で大炎上中の木下も地上波からは敬遠されています。それでも宮迫はうまくYouTuberに転身したほうです。実際、木下は動画の低評価がおそろしいほど高評価を上回っており、苦戦しています」と芸能サイト編集者。

 YouTuberを始めて成功したケースといえば、カジサックとして登録者数100万人を突破したキングコングの梶原雄太や、ソロキャンプ動画で新ジャンルを築いたヒロシ、そして開設からわずか9日で100万人超えを記録した江頭2:50といったところ。ほとんどの芸人は厚い壁を破れずにいる。

 「テレビや劇場で育ってきた芸人の多くはYouTubeに対して距離を置いていました。宮迫がYouTuberに転身するとなったとき、もっとも批判していたのは芸人仲間です。しかし、いまやスタジオ収録だけでなく、ロケや食レポすらできず、頼みの綱である劇場も開かれない状況。なりふり構ってはいられないというのが実情なのです。ただ誰でも彼でもが成功するわけではない。そこからが芸人の正念場です」と先の演芸関係者。

 生き残るのは誰だ。

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