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» 2020年05月08日 07時00分 公開

“苦肉の策”だったオンライン就活、接触機会増や交通費削減など好評に (1/2)

新型コロナウイルス感染症の影響で就職、採用活動もオンライン化が進んでいる。当初は苦肉の策として取り入れられていたが、学生との接触機会増や交通費の削減など利点を感じている企業も出てきている。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルス感染拡大で混乱している2021年春卒業・入社組の就職・採用活動は6月1日、面接などの採用選考が解禁を迎える。3月に新卒採用の会社説明会が始まってから、対面による説明会やOB・OG訪問がほぼ行われない状況が続いており、6月からの採用選考もオンラインによる面接が主流となりそうだ。日立製作所は全工程をオンラインとし、対面での面接なしでも内々定を出す方針を打ち出した。

photo 6月からの面接・採用選考の方針

 今後の採用の内々定を出すなどの日程について、大企業の多くは「例年と同じ」とする方針。経団連は会員企業に対し、年間を通じた複数回の採用選考の機会確保に努めるよう呼び掛けているが、より優秀な人材を確保したい大手企業には届いていない。

日程は「例年通り」

 「現時点では、採用活動は予定通りの実施」

 三井物産の採用担当者はこう説明する。アサヒビールや出光興産なども同様に、採用日程は例年通りとする方針だ。

 現状の緊急事態宣言が発令される中で、例年のように6月1日に各社に学生が列をなして、面接に入るというスタイルは想定しにくい。会社説明会などで企業が実施してきたインターネットなどを活用した“オンライン就活”が基本となる。

photo 例年のような6月1日の面接解禁日に行列を作るような光景は19年は難しそうだ。(17年6月1日、東京都内の金融機関)
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