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» 2020年05月25日 07時00分 公開

コロナ禍でも出勤せざるを得ない人に、一時的に別居先を提供するサービス登場

新型コロナ禍でも出勤せざるを得ない人は少なくない。基礎疾患がある人や高齢者が家族にいる場合には家に帰ると感染リスクが上がってしまう心配がある。これを受け、民泊支援会社「matsuri technologies」は、一時的に部屋を借りて別居するサービス「自主隔離.com」を提供している。

[ZAKZAK]
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 終わりが見えない新型コロナ禍。こんな状況下でも、出勤せざるを得ない人は少なくない。心配なのは、基礎疾患がある人や高齢者が家族にいる場合だ。そんなとき、一時的に別の部屋を借りるのはどうだろう。

 民泊支援会社「matsuri technologies」(東京都豊島区)は、家族や知人など大切な人を守るために4月15日から、一時的に部屋を借りて別居するサービス「自主隔離.com」を提供している。

 同社の桑嶋悠三マンスリー事業部部長は「もともと、マンスリーマンションや民泊として運営されていた物件で、ホテルタイプではなくマンションタイプの物件が多い」と話す。

 対象エリアは、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、大阪府、京都府、神戸市、札幌市、福岡県、沖縄県で、物件数は合計約4000室。

 在宅勤務ができない環境下の人からの問い合わせが多いそうだ。「会社の近くに住み、コロナが沈静化するまで家族と別れて住みたいようです」

 ところで、部屋を借りるといっても、目的は人それぞれ。家族にうつさないための一般的な予防、自分が濃厚接触者などに該当したための自主隔離、風邪症状があるものの新型コロナウイルスと診断されていないための避難があろう。こういった人が同じ建物内に混在すると、不安だ。

 そこで、同社では、各自の状況に合わせて前述のようなパターン別に分け、異なる建物で受け入れる。一般的な予防以外の方には1日2回検温し、Webからフォームを送ってもらう。フォームが送られない場合は電話し、出られないときには1時間以内にスタッフが駆けつる。

 利用は1週間単位から。1カ月間の利用料金は、東京都内と札幌市で7万円からだ。その他の地域は要問い合わせ。法人向けの優先予約サービスも手掛けている。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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