ITmedia NEWS >
ニュース
» 2020年05月26日 07時00分 公開

巣ごもり需要で好調のゲーム業界 “あつ森”快進撃でも不安残る (1/2)

世界各国で外出の規制や自粛が続く中、任天堂の「あつまれ どうぶつの森」が爆発的な人気となっている。巣ごもり需要で好調なゲーム業界だが、今後の開発や製造、イベント実施には悪影響が予想され、不安は残る。

[産経新聞]
産経新聞

 世界各国で外出の規制や自粛が続く中、任天堂の主力ゲーム機「ニンテンドーSwitch」のソフト「あつまれ どうぶつの森」が3月20日の発売から6週間で1341万本を販売し、爆発的な人気となっている。家庭用ゲーム機だけでなく、スマートフォンなどで遊ぶモバイルゲームも好調。ゲーム業界は「巣ごもり需要」に手応えを感じているが、その半面、感染拡大による影響に不安を抱え、新たなビジネスも模索している。(三宅令)

photo 爆発的ヒットとなった任天堂「あつまれ どうぶつの森」(c)2020 Nintendo

米有名女優や指原さんも熱中

 「あつ森」は、2001年に第1作が発売された人気シリーズ「どうぶつの森」の最新作。無人島に移住したプレーヤーは、大工や園芸、釣りや虫取りなどをして、動物たちとともに日々を丁寧に暮らしていく。

 他の島(プレーヤー)と交流ができるので、外出自粛中の友人を集めて、仮想現実でパーティーもできる。米アカデミー賞女優のブリー・ラーソン、タレントの指原莉乃ら国内外の芸能人もSNSでゲーム活動を発信するなど、夢中になる人が続出。発売後12日間で1177万本を売るという歴代Switchソフト中で最速記録を出し、すでにシリーズ最高のヒット作だ。

photo

 ゲーム機本体の需要も高まっており、Switchはこの1年で1950万台とされた予測を大きく上回り、2100万台以上(廉価版含む)を売り上げた。新型コロナウイルスによる供給網の混乱もあって品薄状態が続く。人気のあまり、フリマアプリなどでの高額転売も横行している。

       1|2 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.