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» 2020年05月26日 14時38分 公開

ネット上の誹謗中傷、発信者特定を容易に

女子プロレスラー、木村花さんがSNSでの誹謗中傷が原因で死亡したとみられる件を巡り、高市早苗総務相はSNSの発信者特定を容易にするための制度改正を行うと語った。

[産経新聞]
産経新聞

 フジテレビの人気番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー、木村花さん(22)が死亡したことについて、高市早苗総務相は26日の記者会見で「匿名で他人を誹謗(ひぼう)中傷する行為は人として卑劣で許しがたい」と述べた上で、発信者の特定を容易にするための制度改正を「スピード感を持って行う」と語った。

photo 高市早苗総務相=15日午前、国会(春名中撮影) 木村さんは会員制交流サイト(SNS)上で誹謗中傷を受けていたとされ、遺書とみられるメモが見つかったことなどから警視庁は自殺を図ったとみている。

 SNSなどで誹謗中傷を受けた場合、被害者はプロバイダ責任制限法に基づき、SNSの管理者に発信者情報の開示を求めることができる。ただ、総務省の担当者によると「多くの場合は裁判で争うことになり、被害者にとって利用しにくい制度になっている」という。

 総務省は4月に研究会を設置し、インターネット上で他人を誹謗中傷する書き込みをした発信者を特定するため、管理者に情報開示を求める手続きの簡略化を議論し始めている。

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