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» 2020年06月02日 07時00分 公開

コロナ禍の婚活は“ビデオデート”が常識? 画面で出会い、愛を育む (1/2)

新型コロナの影響で濃厚接触が避けられるようになり、婚活市場はビデオデートを推奨する方向性を打ち出している。スマートフォンの画面を通して出会い愛を育むこの方法には、多くの利用者が満足しているという。

[産経新聞]
産経新聞

 身体的距離(フィジカルディスタンス)を取りましょう……。濃厚接触が忌避される「withコロナ」社会は、恋愛には「冬の時代」になるのだろうか? 在宅勤務やリモート講義で、若者の出会いの場は激減。テーマパークにコンサート、バーなどの定番デートを楽しむ状況も程遠い。孤独と社会不安。パートナーを求める意欲の高まりに反して人的交流がままならない中、恋愛・婚活マッチングアプリサービスの大手各社がステイホームでの「ビデオデート」を推奨している。スマートフォンの画面を通して出会い、愛を育む。これからの恋愛のニューノーマルになるのか!?(重松明子)

photo アプリ内で完結する「ビデオデート」の手順(Pairs提供)

 マッチングアプリは、スマホのアプリから男女会員(18歳以上)のプロフィールや写真が閲覧でき、お互い「いいね」が交わされるとメッセージ交換に進んで意気投合すればリアルで会える仕組み。しかし今春、コロナ禍による外出自粛、レジャー・飲食施設も軒並み休業となったことで、「会えない」を補完するビデオデートが一気に広がった。

 現役会員500万人超。サイバーエージェントグループが運営する「タップル誕生」は、ビデオ通話を活用した「オンラインデート」を4月1日から推奨。この仕組みを通じたマッチング成立数は5月22日時点で15万件を突破した。

 互いに用意したお酒を飲みながら、画面越しに話す形が定番。ユーザー1800人への調査によると、デート時間は1〜2時間が47.1%と最多で、4時間以上も7.5%いた。「ゲームを始めたら盛り上がった」「終電を気にする必要がない」との声が寄せられている。オンラインのみの交流でカップルが成立したのは40人。ビデオ通話で相手を観察するポイントの1位は「話し方や会話のテンポ」(男女とも16.7%)で、「容姿」(男性15.3%、女性12.7%)を上回った。

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