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» 2020年06月08日 07時00分 公開

リモートワーク先進国アメリカで起きている変化 成長と危機管理に強い労働スタイルへ (1/3)

新型コロナウイルスの感染拡大で、以前からリモートワークが進められていた米国では、リモートワークが危機に強く、成長し続けるビジネスの条件とする新しい常識が確立されつつあるという

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で、世界各国の労働者は家庭でのリモートワーク(テレワーク)を余儀なくされた。以前からリモートワークが進められていた米国ではコロナ禍でさらに促進され、危機に強く、成長し続けるビジネスの条件とする「新しい常識」(ニューノーマル)が確立されつつあるという。同国で都市計画の視点からリモートワークの研究を続ける米イエール大講師の河井容子さん(一級建築士)に、先進地・米国の事情を聞いた。(編集委員 北村理)

photo 河井容子さん

新しい常識の確立

 米国では大都市が閉鎖されてから2カ月がたち、段階的開放に差し掛かった。閉鎖中の水面下では、労働環境を焦点として、危機後のビジネスの在り方について議論がなされ、新しいビジネス像、労働環境像が組み立てられた。それは肌身で感じる。まさに世界は変わった。

 そこから見えてきたのは、人間主体の労働環境の実現と、リモートワークを利用したネットワーク化の同時進行である。この2つが危機に強く、成長し続けるビジネスの条件だ、とする新しい常識(ニューノーマル)が確立されつつある。

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