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» 2020年06月09日 07時00分 公開

ジャーナリスト伊藤詩織さん、Twitterで中傷受けたと漫画家らを提訴

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自ら性被害を公表したことをTwitterで中傷されたとして、漫画家のはすみとしこさんと男性2人に対し、投稿の削除や損害賠償を求める訴訟を起こした。

[産経新聞]
産経新聞

 自ら性被害を公表したことをTwitterで中傷されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さん(31)が8日、漫画家のはすみとしこさんと男性2人に対し、投稿の削除や計770万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると、はすみさんは2017年6月〜19年12月、伊藤さんとみられる女性を描いたイラストなど5件の投稿で名誉を傷つけたとしている。男性2人は、はすみさんの投稿をリツイートで拡散したという。代理人によると、男性2人はクリエイターと医師。

 記者会見した伊藤さんは、プロレスラーの木村花さん(22)の死去にも触れ、「人を傷つけ死に追いやる言葉もある。本人の前で責任をもっていえるのか、言葉を発する前に考えてほしい」と訴えた。他の悪質な投稿についても投稿者を特定でき次第、提訴を検討するという。

 伊藤さんは15年、元TBS記者の山口敬之氏(54)に乱暴されたとして被害届を出したが、東京地検は嫌疑不十分で山口氏を不起訴とした。一方、山口氏に対する民事訴訟では、東京地裁が「酩酊(めいてい)状態の伊藤さんと合意のないまま性行為に及んだ」として山口氏に330万円の支払いを命じた。山口氏は判決を不服として控訴している。

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