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» 2020年06月25日 07時00分 公開

「話すの苦手でも面白い」引きこもり支援もオンライン (1/3)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、引きこもり支援もオンライン化している。支援団体などが定期的に開いていた当事者や親のための集まりはオンライン開催が主流。当事者からは好評だが、親からは「話しづらい」などの声も上がっている。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「新しい生活様式」が求められる中、引きこもり支援の在り方も変わりつつある。緊急事態宣言による外出自粛で、支援団体などが定期的に開いていた当事者や親のための集まりは中止が相次ぎ、オンライン開催が主流に。宣言解除後も第2波が警戒される中で有効な手段とされる一方、当事者が隣の部屋にいるため親が話しづらいなどの課題も浮き彫りになっている。(小川恵理子)

photo CNSネットワーク協議会が実施しているオンライン親の会(提供写真)

Zoomで当事者交流

 「仕事を探さないといけないが(コロナで)行けないのが悩み」

 「人と話すのは苦手なので、話を聞いているだけでも面白い」

 宣言発令中の5月半ばに開かれた、引きこもり当事者らの「オンライン居場所」。テレビ会議システム「Zoom」を利用して、近畿や広島、香川に住む当事者や支援者の男女7人が参加した。音声のみの会話が大半で、中には画面上で短い文章をやりとりするチャット機能を使った参加者も。約1時間半、近況報告や引きこもり支援の情報収集の方法、感想について話し合った。

 企画したのは、自身も引きこもり経験者で、当事者支援を行うNPO法人「グローバル・シップス こうべ」(兵庫県姫路市)代表の森下徹さん(53)。2020年2月から全国の支援者仲間とともに月4回ほど開催しており、「どこに住んでいても参加できる。対人や衆人恐怖症の人もいるので、外出や顔出ししなくてもいいのがメリット」と語る。

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