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» 2020年07月20日 07時00分 公開

進まぬマイナンバーカードの普及 ポイント還元は起爆剤になるか (1/4)

マイナンバーカードを使ったポイント還元策「マイナポイント事業」の申し込み受け付けが始まった。政府関係者はカード普及の“起爆剤”と期待するが、効果は限定的とみる向きもある。事業を進める中で、カードの意義も合わせて浸透させられるかがポイントになりそうだ。

[産経新聞]
産経新聞

 マイナンバーカードを使った政府のポイント還元策「マイナポイント事業」の申し込み受け付けが7月から始まった。政府関係者はカード普及の“起爆剤”と期待するが、効果は限定的とみる向きもある。現状ではカードの使い道がほとんどない上に、カードへの不安や警戒心も根強いからだ。ただ、カードを巡っては誤解が多いのも事実。事業を進める中で、カードの意義も合わせて浸透させられるかがポイントになりそうだ。

photo マイナンバーカードに関する手続きで多くの人が詰め掛けた東京・品川区役所(萩原悠久人撮影)

 マイナポイント事業は、カードの普及と消費喚起などを目的に政府が9月から2021年3月まで実施。マイナンバーカードにキャッシュレス決済サービスを登録して申し込むと、その決済サービスで買い物やチャージをすれば25%(最大5000円分)がポイントとして還元されるという施策だ。4000万人分の予算を確保しており、6月末時点のマイナンバーカードの交付枚数(約2200万枚)からほぼ倍増することを見込んだ強気の予算となっている。

 ただ、導入から4年半が経過した今も17%という低い普及率を背景に、「それほどうまくいくとは思えない」と冷ややかな声があるのも事実だ。あるクレジットカード会社も、普及率の低さを理由に今回の事業への参加は見合わせる方針だ。「システム改修費などを考えると、十分なメリットが見込めない」(担当者)からだ。

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