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» 2020年07月20日 07時00分 公開

N高、コロナ社会の教師の役割を問う 大阪府知事も期待 (1/3)

新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、通信制「N高校」の教育手法に注目が集まっている。2016年からオンライン授業を続けている同校は、コロナ後の社会における教師の役割や学校のあり方を考える上でのヒントになりそうだ。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、学校法人「角川ドワンゴ学園」が運営する通信制「N高校」の教育手法に注目が集まっている。2016年からオンライン授業を行い、不登校や病気で通学できない生徒らの受け皿になっているだけでなく、多忙な生活を送る著名人も在籍。大阪府の吉村洋文知事も関心を示しており、コロナ後の社会における教師の役割や学校の在り方を考える上でのヒントになりそうだ。(吉国在)

photo N高校のオンライン授業の模様(N高ホームぺージより)

先生はいらない?

 「N高の取り組みはすごく面白い。私学だからできる部分もあるが、(他の学校に)もっと広げていったらいいのでは」

 6月末、全府立学校159校でオンライン授業の環境が整ったことを発表した吉村氏は、記者団にこう述べた。

 これには理由がある。その4日前、吉村氏はインターネット番組で同法人理事の夏野剛、川上量生の両氏と鼎談(ていだん)していたのだ。夏野氏は動画配信サービス「ドワンゴ」社長、川上氏は出版大手「KADOKAWA」取締役なども務める。

 吉村氏は番組で、N高のオンライン授業に触発されたのか「先生全員が教える必要はない。うまい人がオンラインで一斉に教えればいい」と主張した。

 さらに「突き詰めれば先生不要論になる」として、教師の役割がコロナ後の社会で変わる可能性に言及した。

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