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» 2020年09月30日 07時00分 公開

米司法省、Google提訴へ 検索エンジン巡り独禁法違反 GAFA包囲網狭まる

米司法省が、検索サービスで優越的な地位を利用し、市場競争を阻害しているとして、米Googleを提訴する見通しだ。提訴すれば1990年代後半の米Microsoftに対する訴訟以来の、巨大企業の独禁法違反を問う大型法廷闘争となる。

[産経新聞]
産経新聞

 【ワシントン=塩原永久】米司法省が独占禁止法(反トラスト法)違反で、米インターネット検索最大手のGoogleを提訴する見通しだと、米主要メディアが28日までに報じた。同省はGoogleが検索サービスで優越的な地位を利用し、市場競争を阻害していると判断。提訴すれば1990年代後半の米Microsoftに対する訴訟以来、巨大企業の独禁法違反を問う大型法廷闘争となる。

 司法省は23日、Facebookなどの会員制交流サイト(SNS)に広く認められた免責範囲を制限する現行法改正に向けた素案を公表したばかり。GoogleやFacebookなど「GAFA」と呼ばれる米巨大IT企業への風当たりが一段と強まっている。

 米メディアによると司法省の独禁法当局が24日、複数の州司法長官にGoogle提訴の計画を説明して協力を求めた。トランプ米大統領は保守系の意見表明が阻害されているとして米IT大手に不満を抱いており、同省は大統領選前の提訴を視野に入れているという。

 Googleは検索サービスで9割超の世界シェア(市場占有率)を持つ。司法省は訴訟で検索サービスを主要な争点とする方向だが、オンライン広告事業についても調査を進めている。

 Googleは全面的に争う構えで、長期を要する重大訴訟となる公算が大きい。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米連邦取引委員会(FTC)も独禁法に関連し、年内にもFacebookに対する訴訟の準備を進めている。

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