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» 2020年12月21日 07時00分 公開

年明けに「東京だけで陽性者4000人」 AIが衝撃予測 識者「数だけで騒ぎ立てるべきではない」

米GoogleはAIによる予測で年明けに東京で4000人に迫る陽性者が出るとした。予測について元厚労省医系技官の木村盛世氏は医療技術の向上も見られるとして「陽性者数だけで騒ぎ立てるべきではない」と語る。

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 新型コロナウイルスの国内の新規感染者は17日に3211人が確認され、過去最多を更新した。東京都は822人まで増え、4段階で示す医療提供体制の警戒度を最高レベルの「逼迫(ひっぱく)している」に初めて引き上げた。ただ、この日の死者はゼロで重症者も減っている。米Googleは人工知能(AI)による予測で年明けに東京で「4000人」に迫る陽性者が出るとした一方、「死者は1人」としている。

 「過去にない数字。非常に多い」。17日の記者会見で小池百合子知事は警戒感をあらわにした。都は医療機関に確保病床を3000床から4000床に増やし、このうち重症者用病床を50床増の250床にするよう要請した。現在は入院としている65歳以上70歳未満の軽症者らについて、基礎疾患などがない場合は宿泊療養施設で受け入れることも検討している。

 医療崩壊の懸念は予断を許さないが、冷静になる必要もある。都が参考としている3日前の検査件数は1万991件まで増えている。17日の死者はゼロ。入院患者は前日より8人減って1952人、うち重症者は3人減の66人となっている。

 GoogleのAI予測では、今月15日から2021年1月11日まで28日間の新規陽性者数は6万3931人。ピークは21年1月5日で、3938人の陽性者が出るとしている。一方で、死者数は28日間で54人で、1月5日の死者は1人という予測だ。

 元厚労省医系技官の木村盛世氏は「検査数をかなり増やしており、20代の無症状感染者を多く拾っていると考えられる。死者数の少ない原因は不明だが、新型コロナのウイルスが致死率が低いことや医療技術の向上もあるだろう。いずれにせよ陽性者数だけで騒ぎ立てるべきではない」と語る。

 Googleの予測について木村氏は、「もし陽性者が増加すれば重症者も増えると予想される。無症状の若者が高齢者に感染させないよう、行政が率先して、高齢者保護をすべきだ」と述べた。

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