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» 2021年02月01日 10時00分 公開

テレワークで電気製品を多用、消費電力の上限は要確認 発火する事故も

テレワークなどで複数の電気製品を使うことになり、テーブルタップを使う際、タップの容量を超えたため配線に負荷が掛かり、発火する事故が起きている。電化製品がアンペア表示なら「W=A×V」で計算し、容量を意識したい。

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 2度目の緊急事態宣言で、再びテレワークになった人もいるだろう。注意したいのが火災だ。

 消防庁によると、2020年1〜6月に発生した「住宅火災」を原因別にみると、「ストーブ」8.9%、「配線器具」が5.6%、「電灯電話等の配線」が4.8%となっている。

 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の広報担当、佐藤秀幸さんが話す。

 「テレワークなどで、複数の電気製品を使うことになり、テーブルタップを使うことがあるでしょう。ここで、タップの容量を超えて使用したため、配線に負荷が掛かり、発火する事故が起きています」

 電気カーペットや電気ストーブ、携帯充電器、PCなどを同時に使うかもしれないが、テーブルタップや延長コードには、消費電力の上限、例えば「合計1500Wまで」などと示されている。電化製品がアンペア表示なら「W(ワット)=A(アンペア)×V(ボルト)」で計算し、容量を意識したい。

 手元にお茶を置いて仕事をするなら、電化製品やタップから離れた場所に置こう。こぼして発火した例がある。ほこりや水分などで電気の通り道ができ、異常発熱するトラッキング現象が起きてしまうのだ。これは、機器を使用せず、電源がオフでも、コンセントにプラグを差し込んでいるだけで発生する。出掛けているときに火災が起きると悲惨。「使わない器具はコンセントから必ず抜くクセをつけましょう」

 また、コロナ禍で湿度管理が叫ばれている。加湿器を使用している家庭も多いだろう。こちらも定期的に清掃を。清掃を怠ったため、内部で水漏れし、プラグ付近に水分が浸入して、トラッキング現象が発生したこともあるそうだ。カビや雑菌などの繁殖を抑えることにもつながる。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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