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» 2021年02月15日 10時00分 公開

アバターロボットでカップヌードルミュージアム見学

遠隔地の小学生がアバターロボットを操作して、施設見学を行うイベントが、カップヌードルミュージアム大阪池田で行われた。子供たちは、パソコンのモニターなどを通じて視覚や聴覚をロボットと共有し、即席麺が誕生した歴史などを学んだ。

[産経新聞]
産経新聞

 遠隔地の小学生が自分たちの分身となる「アバターロボット」を操作して、施設の見学などを体験するイベントが、大阪府池田市の「カップヌードルミュージアム大阪池田」で行われた。同施設で“アバター見学”があったのは初めて。子供たちは、PCのモニターなどを通じて視覚や聴覚をロボットと共有し、即席麺が誕生した歴史などを学んだ。

photo アバターロボットを介してカップヌードルミュージアムを見学する長峰小の児童たち=大分県宇佐市(大分県提供)

 参加した児童は、大分県臼杵市立佐志生(さしう)小学校と同県宇佐市立長峰小学校の計50人。同県の小、中学校はアバターを活用した社会教育などに取り組んでおり、これまでに東京国立博物館や筑波宇宙センター(茨城県)、東日本大震災の被災関連施設などの見学を実施している。

 新型コロナウイルスの感染拡大で他府県に出掛けることが難しい状況になっていることもあり、国内だけでなく世界中どこでも訪ねることができる取り組みとして注目されている。

 カップヌードルミュージアムに“派遣”されたアバターロボットは、高さ約1.5mの「ニューミー」。顔の部分にカメラや小型のモニターなどがあり、ミュージアムを運営する日清食品の広報スタッフによる施設の案内や説明を、約600km離れた教室の児童たちに「同時中継」した。

photo アバターロボットにカップヌードルミュージアムを案内する広報スタッフ=大阪府池田市

 世界初の即席麺とされるチキンラーメンが誕生した研究小屋のレプリカやオリジナルのカップヌードルが作ってもらえる工房などを見学した児童たちは「開発の苦労を知った」「コロナが収束したら、自分だけのカップヌードルを作りに行きたい」などと感想を述べた。

 ロボットの操作を担当した児童たちは「案内や誘導に従っての方向転換などが少し難しかったが、楽しかった」「遠く離れた大阪がとても身近に感じた」と感激した様子だった。

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