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» 2021年04月27日 07時00分 公開

ヘビの捕食動画を配信疑い、YouTuber書類送検

ウサギなどの小動物を生きたままヘビに食べさせる様子を撮影した動画を配信したとして「極悪爬虫類(はちゅうるい)YouTuber」を名乗る男が動物愛護法違反容疑で書類送検された。一連の動画は2020年10月に削除されたが、再生回数が2万回を超えるものもあった。

[産経新聞]
産経新聞

 ウサギなどの小動物を生きたままヘビに食べさせる様子を撮影した動画を配信したとして、大阪府警松原署は26日、動物愛護法違反容疑で、大阪府松原市の自営業の男を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

photo ヘビにエサとして生きたウサギを与えた様子を撮影した動画(日本動物虐待防止協会提供)

 男は「極悪爬虫類(はちゅうるい)ユーチューバー」を名乗り、ウサギやモルモットなどの小動物をヘビやイグアナのいるゲージ内に放置して捕食されるまでの様子を撮影した動画を配信。一連の動画は2020年10月に削除されたが、再生回数が2万回を超えるものもあった。

 動画を問題視した横浜市の動物愛護団体「日本動物虐待防止協会」が同月、同法違反罪で男を府警に刑事告発。告発状では、20年6〜8月に投稿した5本の動画について、爬虫類に小動物を捕食させる際に、体を傷つけたり逃げ惑わせたりして、みだりに苦痛を与えていると指摘していた。

 同法は人が占有する愛護動物(哺乳類、鳥類、爬虫類)を正当な理由なく殺したり、傷つけることを禁止している。ただ、ヘビにエサを与える行為が「正当な理由」となりうるという見方もあり、インターネット上などでは動画の是非が議論されていた。

 同協会の藤村晃子代表理事は産経新聞の取材に「不必要に動物を痛めつけてもてあそぶなど過剰に演出していた。今回の件がそうした虐待の抑止になれば」とコメント。一方、男は「コメントは差し控える」としている。

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