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» 2021年05月12日 07時00分 公開

女性アスリートの画像を無断転用 アダルトサイト運営者逮捕 約1億2000万円の広告収入

テレビ番組で映った女性アスリートの競技画像をアダルトサイトに無断で転用したとして、警視庁保安課などは、著作権法違反容疑でサイト運営者を逮捕した。2011年2月以降、約1億2千万円の広告収入を得ていたとみられる。

[産経新聞]
産経新聞

 テレビ番組で映った女性アスリートの競技画像をアダルトサイトに無断で転用したとして、警視庁保安課などは、著作権法違反容疑で、サイト運営者の小山幸祐容疑者を逮捕した。

photo 警視庁=東京都千代田区

 保安課によると、小山容疑者は9つのアダルトサイトを運営。2011年2月以降、約1億2千万円の広告収入を得ていたとみられる。5月9日の逮捕時などには「悪いこととは分かっていたが、生活費のためにやった」などと話していたが、現在は黙秘しているという。

 逮捕容疑は、19年5月18日ごろ、テレビのスポーツ番組で放送された複数の女性アスリートの競技画像を複製し、運営するアダルトサイトに無断で転用。不特定多数の利用者が閲覧できるようにし、テレビ局の著作権を侵害したとしている。

 女性アスリートが競技会場で性的な目的で盗撮されたり、わいせつな加工が施されたりする被害は長年横行。撮影を禁止したり、許可制にしたりするなどの措置を取る競技団体もあった。だが、被害は後を絶たず、日本オリンピック委員会(JOC)など7団体が20年11月、被害防止に向けた共同声明を発表。情報提供窓口を設置するなどしていた。

 保安課によると、JOC側から、これまで約1000件の情報が寄せられ、捜査を進めていた。声明発出以降、関連する摘発は、今回が初めてだという。

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