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» 2021年05月27日 07時00分 公開

千葉県・柏に「発電ブランコ」 こいでスマホ充電

ブランコ遊びをしながらスマートフォンに充電できる発電ブランコが千葉県柏市内に設置された。固定自転車や手回しハンドルでは手や足が痛くなる問題があるが、ブランコであれば気にせず発電できるという。

[産経新聞]
産経新聞

 ブランコ遊びをしながらスマートフォンに充電できる発電ブランコが千葉県柏市内に設置され、注目を集めている。5月7日から柏神社の境内に置かれており、今週末にはJR柏駅に移設される予定だ。固定自転車や手回しハンドルの発電では、手や足が痛くなる疲労が発電の代償だが、このブランコなら電気とともに、風を切るさわやかさと笑顔が手に入るという。

photo 遊びながらスマホに充電できる発電ブランコ。風を切るさわやかさも魅力だ=千葉県柏市の柏神社

 最初の設置場所に柏神社が選ばれたのは、お参りの人にご利益に加えて楽しさを届けることが目的で、27日まで。28日に移設し、29日にはJR柏駅東口のペデストリアンデッキ(高架歩道)上で使えるようになる。7月末まで置かれた後、市内で巡回設置される予定だ。

 官民学連携で柏市中心部の街づくりを進める一般社団法人、柏アーバンデザインセンター(UDC2)が、オランダで好評のシステムを、日本に初導入した社会実験「スマイル フォー パワー カシワ」プロジェクトの一環。UDC2によると、SDGs(持続可能な開発目標)について市民が考えることを促す取り組みだという。

 オランダ製のブランコは幅、奥行きとも約1.7m、高さ約2.3m。上部支軸が、鎖でつながれたイスの動きで前後に回転し、発電機を動かす仕組みだ。1分間でスマホに3%ほどの電気がたまるという。3歳以上が対象で、体重100kgまで対応。欧州の安全基準に基づいて作られている。

 オランダ・ユトレヒト中央駅には2年前に設置され、列車の待ち時間にスマホに充電できるとして好評だという。(江田隆一)

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