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» 2021年05月28日 07時00分 公開

クラウド請求書受領、中小を無料 Sansan

クラウド名刺管理のSansanが、クラウド基盤を活用した請求書受領サービスについて、従業員100人以下の中堅・中小企業を対象に無料化すると発表。中小・中堅企業でのDXを後押しする。

[産経新聞]
産経新聞

 クラウド名刺管理のSansan(サンサン)は27日、2020年5月に始めたクラウド基盤を活用した請求書受領サービス「Bill One」(ビルワン)について、従業員100人以下の中堅・中小企業を対象に無料化すると発表した。従来は導入にあたり、最低10万円かかっていた。無料化により、中小・中堅企業でのデジタル技術によるDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しする。

 このサービスは請求書をオンラインで受け取れるもの。請求書の発行元はいままでと同じ方法で請求書を送れる。紙の請求書の場合はSansanがいったん代理で受領し、スキャンしてくれる。

 これにより、決済処理などは電子署名や電子ハンコでできる。紙ベースの請求書では必須だった手入力の必要もなく、決済ミスがなくなり、処理が短時間でできるようになる。さらにクラウド上に請求書のデータベースを構築し、全社的な一元管理が可能。二重発注などもなくせる。

 月100件までの請求書の受け取り、また直近500件の検索なら無料。それ以上の場合は別途、有料となる。この無料化により、今後1年間で新たに中堅・中小企業5000社の利用を見込む。

 請求書は紙によるものが少なくなく、決裁処理のために出勤を余儀なくされるケースが多発している。中堅・中小企業向けの無料化で、在宅などのテレワークの普及にも役立ちそうだ。

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