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» 2021年05月31日 07時00分 公開

Appleのデータセンターが中国で稼働 当局の規制強化に対応

米Appleが中国国内に建設したデータセンターが正式に稼働を始めた。中国当局は、国内外の企業が扱うデータの監督・管理を厳格化させており、規制強化の動きに対応した形だ。

[産経新聞]
産経新聞

 【井岡山(中国江西省)=三塚聖平】中国メディアは28日、米Appleが中国国内に建設したデータセンターが正式に稼働を始めたと報じた。中国当局は、国内外の企業が扱うデータに関する監督・管理を厳格化させており、規制強化の動きに対応した形だ。

 中国紙の21世紀経済報道(電子版)によると、Appleは内陸部の貴州省に新設したデータセンターを25日に正式稼働させた。2018年5月から建設を進めており、米国、欧州に続く3カ所目のデータセンターの設立になるという。同社は貴州省政府と戦略的な協力協定を結び、10億ドル(約1090億円)を投資していると伝えられる。

 習近平指導部は、インターネット空間における統制を強めている。17年には、企業が収集した重要データの海外への持ち出しに関する規制を厳格化させる「サイバーセキュリティー法」(インターネット安全法)を施行させた。

 25日には米電気自動車大手Teslaも、中国で販売した車から収集したデータを保存するためのデータセンターを中国に設置したと表明。外資系メーカーが、規制強化への対応を余儀なくされている。

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