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» 2021年06月04日 17時04分 公開

AIが店内映像解析、接客を効率化 埼玉県のイオンで

総合スーパー「イオンスタイル川口」が、店内の映像を解析して接客に生かす「AIカメラ」が導入。最先端のIT技術を活用した「スマートストア」を標榜(ひょうぼう)し、店舗運営の効率化を図る。

[産経新聞]
産経新聞

 埼玉県川口市の大型商業施設「イオンモール川口」が8日に新装開業し、中核となる総合スーパー「イオンスタイル川口」に、店内の映像を解析して接客に生かす「AIカメラ」が導入される。最先端のIT技術を活用した「スマートストア」を標榜(ひょうぼう)し、店舗運営の効率化を図る。

photo AIカメラが設置されたイオンスタイル川口の店内=埼玉県川口市(イオンリテール提供)

 スマートストアの取り組みは、これまで一部店舗で実証実験を行ったケースがあるが、本格稼働するのは全国のイオンで初めてとなる。

 AIカメラは、イオンスタイル川口の天井などに約150台設置される。買い物客が一定時間、同じ売り場で迷うような動きをしていると、AIカメラが映像を解析、接客の必要性を判断して店員に知らせる。

 買い物客の動きや、何を選んだかも分析し、品ぞろえに活用する。売り場の滞在人数を計測することで、レジを担当する店員の人繰りや入店制限が適切に行えるようになることも期待できるという。

 AIカメラに加え、陳列棚に商品と連動した販促情報を伝える動画が流れる「シェルフサイネージ」を設置するほか、鮮魚売り場では、加工場での調理の様子を大型モニターでライブ配信する取り組みを行う。

 イオングループの担当者は「今までにない快適な買い物環境を提供するとともに、効率的な店舗運営を推進する」としている。

 イオンモール川口はイオンスタイル川口のほか約150の専門店が入居する。 1984年に「川口グリーンシティ」としてオープンし、18年にいったん営業を終え、改装工事を進めていた。(中村智隆)

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