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» 2021年06月17日 07時00分 公開

農水省が仕掛ける「SNS」 「ところてんの日」には「ぬ」の乱立でバズる!

農林水産省がTwitterの公式アカウントで、ところてんをPRしたところ、過去最大級にバズっている。官庁アカウントにはお堅いイメージが付きまとうが、国産の農林水産物を紹介しつつ、親しみのある投稿で話題を集めている。その秘密を「中の人」(担当者)に聞いた。

[ZAKZAK]
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 農林水産省がTwitterの公式アカウントで、ところてんをPRしたところ、過去最大級にバズって(ネット上で拡散して)いる。官庁アカウントにはお堅いイメージが付きまとうが、国産の農林水産物を紹介しつつ、親しみのある投稿で話題を集めている。その秘密を「中の人」(担当者)に聞いた。

 10日のTwitterで「清涼感のある見た目、プルプルした食感、心地よい喉ごし…まさしく今食べたい食品 #ところてん! どうですか? 食べたくなってきましたよね?? 食べますよね???」とつぶやき、ひらがなの「ぬ」が一面に並ぶ画像を投稿した。その後すぐ「ところてんへの愛が溢れ取り乱してしまいました」などとも投稿した。

 実は投稿された画像は、人気コメディー漫画のところてんに扮したキャラクターを連想させるパロディだったことから、15日朝時点で約7.5万のいいねと約6.4万のリツイートを記録。漫画に登場するユニークな人物を意味する「ハジケリスト」「農水省…何やってんだ…」などの反応もあった。

 「予想しておらず、うれしい誤算」と話すのは、同省大臣官房広報評価課広報室。今年に入ってからは最もバズったツイートだという。「ところてんを連想した際に出てきた文字が『ぬ』だった」と説明し、画像は職員自らが作成したものだと明かす。

 同省のTwitterでは、大臣業務やイベントを広報する一方で、クイズを出したり、日頃の職員の思いをつぶやくこともしばしば。普段は5、6人で分担しながらTwitterの投稿業務を行っており、担当者は「国産農林水産物の消費・拡大をおすすめする情報発信をしている。基本的に伝わりやすい国民目線での発信を心掛けている」と話す。

 同省では2019年11月には江藤拓前農相の指示でYouTubeチャンネル「BUZZ MAFF ばずまふ」も開設している。MAFFは同の英語の略称だ。

 日本の農林水産業を世界に向けて発信することや省を身近に感じてもらうことなどをテーマに、職員が手作りで企画・撮影・編集まで行っている。こちらもユニークな動画が多く、11日には「昨日のツイートについて話します」として、「ぬ」ツイートの裏側についても暴露している。一見の価値があるかもしれない。

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