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» 2021年07月20日 07時00分 公開

成田空港、“顔パス”搭乗を実運用へ

成田空港の国際線搭乗の際、顔データを登録すれば、旅券や搭乗券を提示しなくても”顔パス”で保安検査場や搭乗ゲートを通過できる「顔認証システム」の本格運用が始まった。各手続きに必要な時間が従来の半分程度に減らせるといい、係員や機器との接触が減ることで新型コロナウイルスなど感染症対策にもつながることが期待されている。

[産経新聞]
産経新聞

 成田空港の国際線搭乗の際、顔データを登録すれば、旅券や搭乗券を提示しなくても”顔パス”で保安検査場や搭乗ゲートを通過できる「顔認証システム」の本格運用が19日、始まった。旅券などを何度も提示する手間が省けるため、各手続きに必要な時間が従来の半分程度に減らせるといい、係員や機器との接触が減ることで新型コロナウイルスなど感染症対策にもつながることが期待されている。

 成田国際空港会社(NAA)などによると、国際線で航空機に乗るには、これまでチェックインや手荷物を預ける際、保安検査、出国審査、搭乗の際などに、本人確認のため旅券や搭乗券をその都度提示する必要があった。同システムの導入により、空港に到着後、顔のデータを登録すれば、出国審査以外は原則として設置されたカメラの前に立ち止まると、1秒程度でゲートが開いて次の手続きに進めるようになる。

 登録された顔写真のデータは24時間以内に消去され、従来通り旅券などを提示する方法も続ける。

 顔認証システムはNECが提供。同技術は東京五輪・パラリンピックの会場でも選手や運営スタッフの入場管理で使われる。

 この日、日本航空で米国・シカゴ行きの便に搭乗した男性は「とてもスムーズだった。新型コロナの環境下でこうした技術の導入はいいことだ」と話していた。

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