ITmedia NEWS >
ニュース
» 2021年10月25日 07時00分 公開

パナソニックが単独パビリオン出展へ 大阪・関西万博

2025年大阪・関西万博で、パナソニックが単独でのパビリオン出展を運営主体「日本国際博覧会協会」に申請したことが分かった。申請は10月21日付。民間の企業・団体の申請締め切りは29日で、協会の審査を経て12月以降に出展が決定する。

[産経新聞]
産経新聞

 2025年大阪・関西万博で、パナソニックが単独でのパビリオン出展を運営主体「日本国際博覧会協会」に申請したことが分かった。申請は10月21日付。民間の企業・団体の申請締め切りは29日で、協会の審査を経て12月以降に出展が決定する。

パナソニックによると、6月に社内に万博推進委員会を設置し、検討を重ねていた。前社長の津賀一宏氏は単独ではなく、他社と連携して出展する考えを示していたが、方針を転換した。

 2022年4月に持ち株会社制へ移行することをきっかけに、自社のPRを強化する狙いがあるとみられる。同社は「目指す理想の社会の在り方を万博を通じて発信したい」としている。

 出展は環境問題や次世代に関する内容とする方向で、廃棄物を出すことなく資源循環させる経済の仕組み「サーキュラーエコノミー(循環経済)」や、再生可能エネルギーをテーマにすることなどを検討している。

 日本国際博覧会協会は、企業や団体などが出展する民間パビリオンに9区画(1区画約3500平方メートル)の敷地を用意。出展希望者はパビリオンの企画から設計、建設、運営まで全ての作業を担うため、出展費用は数十億円規模になると見込まれている。

 パナソニックは1970年の大阪万博で、松下グループとして「松下館」を出展。「伝統と開発」をテーマに、天平時代の建築様式を取り入れたパビリオンを建設し、5000年後の人類に現代文明を伝える「タイム・カプセル」が人気を集めた。

photo 1970年の大阪万博で松下グループが出展した松下館。人気パビリオンで、長蛇の列ができた

 後にパナソニックの傘下に入った三洋電機グループの「サンヨー館」も、カプセルの中に座っているだけで入浴を済ませられる「人間洗たく機」や、家庭にいながらビジネスや買い物が自在にできる「万能テレビ」など、独創的な展示を行った。

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.