ITmedia NEWS > 製品動向 >

アンカー、「SoundCore」などスピーカー2製品を自主回収 バッテリーで内部短絡のおそれ

» 2024年04月04日 12時53分 公開
[ITmedia]

 アンカー・ジャパンは4月4日、Bluetoothスピーカー2機種3製品の一部ロットに不備があるとして、自主回収を発表した。事故につながるおそれがあるという。

「Anker SoundCore」のブラック
「Anker PowerConf S3」のグレー。ネイビーも対象

 対象は「Anker SoundCore」(製品型番:A3102016)のブラック、および「Anker PowerConf S3」のグレー(A3302011)とネイビー(A3302031)。いずれも2023年の4月から、Anker Japanの公式サイトやAmazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピング、au PAYマーケットで販売していた。なお、家電量販店やそのECサイトで販売したものは対象外だという。

 アンカーは、交換の対象か判別できるフォームを公開。本体底面のシールにある16桁のシリアルナンバーを入力すると確認できる。

 不備の原因は、二次取引先のバッテリーセル製造業者が、本来廃棄されるべきバッテリーセルを現場の判断で再度組み立て直し、出荷していたこと。組み立ては手作業で行われ、内部短絡が起こりうる状況だという。アンカーはすでにセル製造業者との取引を終了している。

シリアルナンバー記載場所

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.