パナソニックホールディングス(HD)は9月10日、国際オリンピック委員会(IOC)と結ぶ最高位スポンサー契約を終了すると発表した。同社は1987年から五輪、2014年からパラリンピックのスポンサーとして資金や技術、製品提供などの支援を行ってきたが、経営環境などの変化を受け、契約を延長しない判断を下した。
パナソニックHDは長年、五輪の最高位スポンサー制度「TOPプログラム」の契約を締結してきた。五輪について「理念への賛同の姿勢は変わらない」とする一方、グループ全体の収益性改善へ向けた改革の中で、スポンサーシップの在り方を検討し、契約終了を決定したとみられる。(桑島浩任)
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