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「AirPods Pro 2」が補聴器代わりに 聴覚補助機能の提供開始

» 2024年10月29日 18時17分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 米Appleは10月29日、ワイヤレスイヤフォン「AirPods Pro 2」で、難聴者の聴覚を補助する新機能の提供を国内で開始した。同日提供したiPhoneの新たなソフトウェアを更新すれば、無料で利用できる。

photo 補聴器の代わりになるワイヤレスイヤフォン「AirPods Pro 2」。軽度から中等度の難聴者の聴覚機能をサポートしてくれる(寺河内美奈撮影)

photo 補聴器の代わりになるワイヤレスイヤフォン「AirPods Pro 2」。iPhoneを使って、自宅で気軽に聴力検査を受けられる。5分間のテストで難聴かどうか特定できる(寺河内美奈撮影)

 新機能は軽度から中等度の難聴に対応し、補聴器の代わりになる。イヤフォンとiPhoneをつなぎ、聴力検査を実施。難聴だった場合には聴力検査のデータを使って、声や周囲の音を聞き取れるように自動で調整してくれる。

 Appleは一般の補聴器よりも価格が安い点やイヤフォンのデザイン性の高さを訴求し、日本での利用拡大を目指す。

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