【ワシントン=坂本一之】米ABCニュースは3月19日、太平洋戦争の激戦地、硫黄島で1945年2月に星条旗を掲揚した様子や、広島に原子爆弾を投下したB29爆撃機エノラ・ゲイなど、国防総省がWebサイトの一部から削除した写真を再び公開すると報じた。
写真は、多様性・公平性・包括性(DEI)重視を想起させる情報発信を改めるトランプ政権の取り組みの中で誤って削除したとしている。
米紙報道によると、削除された星条旗を掲揚する写真は、硫黄島の戦いに参加した先住民の海兵隊員や同戦いに関して紹介するページだった。
一方、硫黄島の戦いから80年となった今年2月に公開されたページでは、同様の写真が現在も掲載されている。戦いを振り返る内容で、現在の日本について「米国にとって最も重要な同盟国の1つ」と説明している。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR