AIエージェント時代に乗り遅れないために 調査で分かった、データ統合とAPI戦略の重要性

PR/ITmedia
» 2025年06月20日 10時00分 公開
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 人手を介することなく自律的にタスクを実行する「AIエージェント」は、間もなくビジネスに不可欠な存在となるでしょう。日々の業務効率を劇的に引き上げ、意思決定を支援する強力なツールとして、AIエージェントは大きな注目を集めています。その一方で、現状はどの企業もAIエージェントを自社のビジネスに組み込み、効果を最大化すべきか模索している段階です。

 Deloitte DigitalとMuleSoftによる調査レポート「2025 接続性ベンチマークレポート」は、世界のビジネスパーソンがAIエージェントに大きな期待を寄せつつも、AI技術の導入でさまざまな課題に直面している様子を報告しています。同調査はITリーダー1050人を対象に、2024年10月から11月にかけて、米国、英国、フランス、ドイツ、オランダ、オーストラリア、シンガポール、香港、日本で実施したものです。

 AIの導入が急速に進む中、IT部門は堅牢(けんろう)なデータ管理とシームレスなデータ連携の重要性を再認識しています。調査レポートによると、回答したITリーダーの93%が2年以内に自律型エージェントを導入する意向を示しています。AIが開発者の生産性向上に寄与すると考えるITリーダーも大多数(93%)に及びます。AIに対する期待が高まる一方、データが分散していることでAI活用に踏み出せない企業が大半で、「データサイトによる課題はまったく生じていない」と答えたのはわずか10%にとどまりました。

 調査レポートはこの他、データ活用における組織的な障壁についても深く掘り下げ、API実装が企業収益に与える影響やデータとAPI戦略の重要性をデータで示しています。AIエージェントが不可欠になる時代に企業が競争力を維持するために、ITリーダーが優先的に取り組む課題は何なのか――そのヒントを調査レポートから探りましょう。

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