元SIerの若手コンサルタントが語る 現場のど真ん中で課題解決に挑み、価値を生み出す楽しさ

PR/ITmedia
» 2025年09月30日 10時00分 公開
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 DX推進や生成AI活用のニーズが高まる中、IT戦略の立案から導入までを一貫して支援できるコンサルティングファームの需要が拡大している。企業の経営戦略やビジネス変革をリードするには、業務とテクノロジーの両方を深く理解したIT人材が不可欠なためだ。これまでシステム開発や運用を主としてきたITエンジニアにとっては、より顧客の業務課題に近いフィールドで活躍する道が開かれているといえるだろう。

 そんなコンサルティング業界にあって、新進気鋭の企業として注目を集めているのがクオンツ・コンサルティングだ。東証プライム上場企業のグループ会社として2023年10月に設立した同社は、テクノロジー領域の支援を強みとする。事業会社を母体とするコンサルティングファームとして「実益主義の伴走」を理念に掲げ、創業2年目にもかかわらず社員数は約140人と急速に拡大している。

 マネージャーの江口亜伊雅氏と、シニアコンサルタントの山下真司氏は、創業初期から同社に参加し、コンサルタントとして日々新たな実績を積み重ねている若手メンバーだ。彼らは、なぜクオンツ・コンサルティングを選び、どのようなやりがいを感じているのか。そのキャリアと仕事の喜びを聞いた。

「創業フェーズの企業で働いてみたい」という思いが飛躍の後押しに

 江口氏が新卒で入社したのは日系のSIer(システムインテグレーター)だった。その後、日系大手コンサルティングファームへ転職し、証券会社向けの暗号資産や生成AIといったデジタルを使ったサービスや商品の戦略策定、企画、システム開発PMOなどを経験した。

江口氏 クオンツ・コンサルティングの江口亜伊雅氏(コンサルティング事業本部 マネージャー)

 2024年5月にクオンツ・コンサルティングに入社してからは、物流業、小売業、金融機関などのクライアントを担当し、DX戦略やAI戦略策定、基幹システム刷新プロジェクトのPMO(Project Management Office)、業務システムの新商品対応開発のプロジェクトなどに携わっている。「前職までの実績を評価され、クオンツ・コンサルティングに入社してすぐにマネージャーの役職をいただきました。人材育成や採用、営業、社内システム開発、さまざまな制度設計といった社内活動にも携わっています」

 2度目の転職の裏側にはどんな思いがあったのか。

 「当初は新たな転職先を積極的に探していたわけではなく、強いていえばタイミングが合ったのだと思います。前職では手前みそながら高い評価をいただいており、特に不満はありませんでした。そのせいか、何歳になったらどんな職位に昇格し、どれくらいの報酬を得るといった、キャリアの将来がなんとなく見えてきます。私の性格だと、この状態は逆にワクワクを感じなくなってしまうのです。もう少しボラティリティ(変動量)の高い人生を歩みたい、刺激を受けたいと考えるようになりました」

 そうした中出会ったのが、創業したばかりのクオンツ・コンサルティングだったという。「代表取締役(佐上峻作氏)や社員の方々と話すうちに興味が深まっていきました。このときに思ったんです。創業のタイミングで参画できる会社などめったに巡り合えるものではなく、これは私にとっての大きな飛躍のチャンスであると」

「上流工程に携わりたい」という思いから挑戦を志す

 山下氏がクオンツ・コンサルティングに入社したのは2024年4月のことだ。新卒時は日系大手SIerに入社し、システムエンジニアとして金融業界のクライアントに常駐しながら基幹システムの運用や保守を経験した。コンサルタントとしてのキャリアはクオンツ・コンサルティングが初となる。「クオンツ・コンサルティングでは、入社してすぐ日系大手SIer向けシステムの利用者数向上施策や、商社向けM&Aの提案(買収候補企業のリスト作成)などを担当しました。その後2024年7月から現在まで、金融業界の顧客企業に常駐してDX案件に従事しています」

 江口氏は山下氏の直属の上司ではないものの、交流する機会は多い。職位はもとより受け持つ案件や業務も全く違っているが、「定期的な相談の場や、他のメンバーを含めての交流を深める飲み会など、顔を合わせる機会はよくあります」と山下氏は話す。「疑問や悩みがあるとき、聞けばすぐに答えてくれる人がたくさんいるので働きやすいです。社内チャットに相談を投げると即座に返答が返ってくるんです」と同氏は続け、江口氏も「役職や部署に関係なく気軽に声をかけ合う文化は弊社の強みだと思います」と語る。

山下氏 クオンツ・コンサルティングの山下真司氏(シニアコンサルタント)

 山下氏を転職へと突き動かしたのは、「ITシステムに携わる以上、より上流工程から担当してみたい」という思いだった。

 「前職のSIerは顧客企業にとってのプライムベンダー(主契約者)ではなかったため、顧客企業のエンドユーザーと直接関わる機会は多くはありませんでした。要件定義などの上流工程はプライムベンダーが主導しており、私たちは設計、実装、テストなどの定型的なタスクを担当することが主な業務でした。多様なシステム開発を通じて貴重な経験を積めたという意味では非常に良い環境でしたが、顧客企業とじかに接してシステムの企画段階から主導できる人物になりたいと考えるようになったのです」

 そうした思いを抱く中、同僚からコンサルティングファームの担当者の活躍ぶりを聞き、コンサルタントという職種に興味を抱いたという。

 「『コンサルタント=ビジネス領域の専門家』という先入観を持っていたのですが、テクノロジー領域にも深い知見を持ち、プロジェクトをリードしているという話を聞いて感銘を受けました。同時に、ビジネス領域とIT領域の双方に精通した人材を各社が求めていることを認識し、私自身もそうなりたい、そのようなキャリアに挑戦したいという気持ちが強まりました。これがクオンツ・コンサルティングへの転職に踏み切ったきっかけです」

 クオンツ・コンサルティングには、コンサルタントが最新技術を学び、エンジニアとしてのスキルアップをし続けられる環境があるという。同社は数多くの最先端技術を保有している。例えば同社のグループ会社ではAIを開発して業務に取り入れており、そのAI開発エンジニアによる勉強会なども実施している。

「真のワンプール制」の実現に向けた取り組みを強化

 クオンツ・コンサルティングに入社し、江口氏と山下氏の仕事は大きく変化した。

 多様な案件を次々に担当し、現在では営業提案や予算管理などの役割も担っている江口氏は、「前職のSIerやコンサルティングファームで経験できなかった業務に携わり、短期間で幅広いスキルを習得できました」と語る。山下氏も「システムの企画や設計、要件定義などにも携わるようになりました。開発や実装を中心とした前職とは業務内容が一変し、新鮮な経験を積んでいます」と続ける。

 未経験のタスクを担当することには不安が伴うものだが、創業間もない企業ならではのダイナミズムが、そうした壁の突破を助けてくれたという。「クオンツ・コンサルティングには、コンサルタントとしての基本的な思考力や知的好奇心を重視するカルチャーが根付きつつあります」と江口氏は説明する。山下氏も同意し、「前職までの経験だけでは不足している業界知識や業務経験などは、同じ現場にいる仲間やマネージャーから学んだり、実際にプロジェクトで助力を受けたりして補うことが可能です」と語った。

 創業から約2年で社員数が約140人の規模に達し、クオンツ・コンサルティングはさまざまな制度が整っている。同社が創業時からの基本コンセプトとして掲げる「ワンプール制」の進化も、そうした制度の柱の一つだ。ワンプール制とは、業界や特定顧客、ソリューション(経営戦略、業務、ITなど)といった専門分野で組織を縦割りせず、全社共通の人材プールからプロジェクトに適した人材をアサインする組織体制を指す。

 「コンサルタントの人数が増えてきた今、タレントマネジメントのような仕組みで人材管理やキャリア希望を可視化し、データに基づく『真のワンプール制』を実現できるよう、システム面に精通したメンバーと議論を重ねています。これにより一人一人のコンサルタントが自身の志向やキャリアプラン、能力に合わせて多様な案件に携わり、専門性を深めたり、知見を広げたりできる環境を作っていこうとしています」(江口氏)

フラットかつ人間味あふれる社風で、一人一人の成長を後押し

 クオンツ・コンサルティングは積極的な人材採用活動をする傍ら、急増するメンバーの多様な希望に応じられる柔軟な勤務環境を整えている。

 「クオンツ・コンサルティングは『働きやすさ』と『効率』を追求する文化があります。弊社には次々にメンバーがジョインし、いろいろなバックグラウンドを持つメンバーが増えつつあります。だからこそ、個々の適性や事情に応じた働き方を尊重しています」(江口氏)

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 クオンツ・コンサルティングは、部活動や社内勉強会、交流会など、横やななめのつながりを増やすイベントを定期的に開催しているという。AIエンジニアによるAI開発の勉強会をはじめ、業界別の勉強会や、外部講師を招いてのビジネススキルに関する勉強会など、その内容は多岐にわたる。人事メンター制度もあり、入社直後から定期的に人事と面談し、困っていることなどは都度解消できる体制になっている。リモートワークをはじめ、ワークライフバランスに配慮しつつ働き方の多様性を確保する制度も充実している。同社代表取締役社長の佐上氏はITエンジニアのバックグラウンドを持つ人物であり、IT人材への理解があるからこそ、さまざまな制度を整えて、働きやすい環境を作ることにフォーカスしているそうだ。

 「人事や上司との面談では、希望する働き方を率直に相談できます。さまざまな社内交流を通じて福利厚生に関するアイデアを出し合っています」と山下氏は語る。

 プロジェクト参画を通じて、顧客企業に近い立場で課題解決に当たれることが、コンサルタントとしてのやりがいであり喜びだと、江口氏と山下氏は口をそろえる。実践的なコンサルティングスキルや、事業会社的なビジネススキルを身に付けたいと考えている人にとって、クオンツ・コンサルティングは絶好のチャレンジの場となるだろう。

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提供:株式会社クオンツ・コンサルティング
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2025年10月15日