News:ニュース速報 2001年1月11日 07:51 更新

ソニー,九州の半導体生産拠点を統合

 ソニーは1月11日,九州の半導体生産拠点3事業所を4月1日付で統合・合併すると発表した。同社が昨年に発表した「EMCS(Engineering Manufactuaring and Customer Service:新設計・生産体制)構想」の一環。資材調達から生産,物流までのプロセスを一元的に管理することで,生産の効率化を図るのが狙いだ。

 統合されるのはソニー国分とソニー大分,ソニー長崎のそれぞれ100%子会社3社。合併後の新会社は「ソニーセミコンダクタ九州」で,資本金は242億円,年間売上高は2500億円の見込み。主生産品はバイポーラICやCCD,LCDなど。現在建設中の熊本工場も新会社が統括するほか,ソニー。コンピュータエンタテインメントの「Fab1」「Fab2」(長崎)や,タイ,米国の半導体生産拠点も横断的に統括する。

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