News：ニュース速報 2001年1月16日　03:59 更新

「Yahoo！オークション」がユーザー登録課金制を導入へ，信頼性向上が狙い

　ヤフーは1月16日，「Yahoo！オークション」に課金をともなう登録制度を導入すると発表した。新制度は3月をめどにスタートする。信頼性や安全性の向上が狙いだ。

　課金登録により本人確認を行い，出品者の身元を明らかにする。現時点では，クレジットカード番号の登録と，そのカードへ毎月課金するなどの方法を検討しているが，詳細は今後詰める。また平行して出品商品のパトロールやチェックツールの整備，エスクローサービスの追加といった安全対策も拡充する。

　Yahoo！オークションは常時出品数約200万点，新規出品数が1日当たり約18万点に上る日本最大のオークションサイト。誰でも無料で出品できるため，違法な物品の販売や商品が届かないなどのトラブルが表面化している。

　また同社は3月，企業向け有料サービス「Yahoo！プレミアムオークション」を始める。企業が商品を出品し，一般ユーザーがオークション形式で購入するもの。同社は多数の商品を一括出品できるシステムツールが提供され，出品企業は月額料金と落札代金に対するロイヤリティを同社に支払う。

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