News:ニュース速報 | 2001年1月19日 03:58 更新 |
富士通は1月19日,栄研化学とDNA増幅技術分野で提携すると発表した。
提携では,栄研化学が開発したDNA増幅技術「LAMP」(Loop-Mediated Isothermal Amplification)法に利用するプライマー(DNA増幅の触媒となるオリゴヌクレオチド鎖)設計ソフトを共同で開発する。
DNA増幅技術はPCR(Polymerase Chain Reaction)法が広く利用されているが,LAMP法はPCR法に比べて約100倍の増幅効率を持つ画期的新技術という。ただLAMP法で利用されるプライマーはPCR法のものと配列が異なるため,既存ソフトでは開発が難しい。そのため栄研化学はバイオインフォマティクス分野で実績を持つ富士通と共同で設計ソフトの開発を進めることにした。
関連リンク
富士通のプレスリリース
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.