News:ニュース速報 2001年1月25日 02:54 更新

NTT,32Mbpsの高速無線アクセスを可能にする試験サービスを開始へ

 NTTとNTT東日本は1月25日,光ファイバー網と高速ワイヤレス技術を利用した試験サービス「Biportable」を3月に東京で開始すると発表した。

 Bioportableは,人が集まるスポットやオフィスで高速にネットにアクセスし,各種ブロードバンドコンテンツを楽しめる環境を構築するのが狙い。同サービスは,加入者回線に光ファイバーを利用,ギガイーサ/ファストイーサ技術を活用することで大容量通信環境を確保。基地局からユーザーの端末へのワイヤレス通信には5GHz帯を使用し,最大36Mbpsの高速通信が可能なアクセス環境を提供する。NTTによると,実測値で既存無線LANの3倍強の帯域を確保したという。

 試験サービスは8月まで。東京・渋谷や原宿,慶応大学三田キャンパス,大井競馬場などを「トライアルスポット」に選び,公募した200人に専用PCカード型端末かPDA型端末を配布。トライアルスポット内であればシームレスにサービスを利用できる環境をモニターしてもらう。コンテンツパートナーにはリクルートやぴあ,オルカビジョンら46社が参加している。→詳細記事

関連リンク
▼ ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.