News:ニュース速報 2001年1月26日 06:49 更新

コンセントに差し込むだけで高速常時接続──北電が2月に実験開始

 北海道電力は1月26日,一般家庭の電力線とコンセントを使って高速なネット接続を実現するサービスの実用化を目指し,2月に実証実験を始める。

 同社が道内主要都市に持つ光ファイバー網へのアクセス方法として,家庭に電気を供給する低圧配電線(引込線)を利用する。ユーザーは,専用モデムをコンセントに差し込めばそのまま高速ネット接続が可能になる。通信速度は1.5Mbpsが目標という。

 まず札幌市内の同社社宅で試験を開始。配電線の特性やモデムの性能,通信に対する家電ノイズの影響などを調べる。試験は2002年3月までの予定。

 電力線によるネット接続は,九州電力が同様の実験を2月に開始する計画。→詳細記事

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