News:ニュース速報 | 2001年2月6日 12:53 更新 |
富士通は2月6日,地上波デジタル放送受信用の1チップデコーダーLSIを開発したと発表した。同LSIを利用することで,小型で消費電力の少ない受信機が実現でき,車載機器や携帯端末でも地上波デジタル放送が受信できるようになるという。年末にサンプル出荷を始める。
地上波デジタル放送は2003年末のスタートが計画されている。同LSIは,OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)と呼ばれる方式で変調された信号を復調するもの。同LSIにチューナーとクリスタル,SDRAMを外付けすれば地上波デジタル放送の復調部を構成できる。
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