News:ニュース速報 | 2001年2月14日 07:57 更新 |
2月14日,都内のホテルで開催されたPalmのデベロッパ向けカンファレンス「PalmSource Forum Tokyo 2001」が開幕した。基調講演では,2002年にリリースを予定しているPalm OSのARM版がデモンストレーションされ,2001年のサービス開始が予定されているWebClippingと合わせ,「モバイルインターネットのリーダーへ」(Palm)とPalmOSの今後をアピールした。
パームコンピューティングは「市販のARMの評価ボードを組み合わせたもの」とされる評価機上で,Palm OSのエミュレータを動作させ,予定表などを実行した。ARM対応Palm OSにはモトローラの68Kプロセッサのエミュレータも組み込まれ,従来のPalm OS用のソフトウェアも動作する。パームコンピューティングは実際に,PocketChessを起動し,「(エミュレータだが)これまでよりも高速に動作する」と完成度と速度を強調した。
PalmSource Forum Tokyo 2001では,PalmOS 4.0とともに,日本向けのワイヤレスサービス「WebClipping」の詳細が語られる予定だ。
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