News:ニュース速報 2001年2月26日 04:29 更新

ゲームへの興味,子どもは減る──CESA調べ

 コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会(CESA)は2月26日,ゲーム産業について2つの市場調査結果を発刊した。

 子どもの遊びのトレンドを調べた「2001 CESAキッズ調査報告書」によると,「子供の好きな遊び」は男子の1位がゲーム,2位がカードゲームだった。1997年の前回調査と遊びの内容に大きな変化は見られなかったが,男女ともゲームの割合が減っているという。またモバイルネットワークを活用した「知らない相手との対戦・キャラクター交換」はまだ興味が少ないと報告している。

 ネットユーザーの利用実態やゲームコンテンツへの関心を調べた「CESAネットユーザー調査報告書」によると,ネット接続対応携帯電話でのゲームコンテンツ利用者のうち,「満足している」「まあ満足している」と答えたユーザーは3割に届いていない。PDAの所有率は10%未満ながら非所有者の興味は高く,利用条件やコンテンツ次第ではゲームのプラットフォームとしての可能性は十分高いと見ている。

 両調査報告書とも4200円。通信販売か,政府刊行物サービスセンターで販売する。

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