News:ニュース速報 2001年3月6日 02:12 更新

オリンパスがスタイリッシュな131万画素デジカメ「C-1」を発表

 オリンパス光学工業は3月6日,131万画素CCDと単焦点レンズを搭載した小型デジタルカメラ「CAMEDIA C-1」を発表した。発売は3月24日で,3万8000円。

 キヤノン「IXY Digital」など,売れ筋のスタイリッシュコンパクト市場を狙った戦略商品。メインターゲットの初心者には必要十分な低画素CCDを採用することで,大手メーカー製品としては最低レベルに価格を抑えた。また低価格ながら,8MバイトスマートメディアやUSBケーブルなどを同梱し,購入してすぐ使えるオールインワンパッケージとなっている。

 厚さ38ミリの小型フラットボディは「日常的にどこへでも気軽に持ち歩ける」(同社)というコンセプトに基づいている。同社の普及機と同様,レンズバリアをスライドさせると電源が入る仕組みを採用した。初心者でも操作に迷わないようにボタンの数も減らされている。

レンズは35mmカメラ換算で35mm相当の単焦点タイプで,2倍のデジタルズームを備えた。露出制御やピント合わせはすべてオートだが,露出補正は+/-2EV(1/2ステップ)まで可能だ。実像式の光学ファインダーと,1.5型TFT液晶ディスプレイも装備した。記録画素数に640×480ピクセルを選択した場合でも,131万画素をフル活用して高画質記録を実現する「TruePic処理」を搭載している。

 同梱ソフトの「キャメディアケータイメール(Windows版)」は,画像にフレームや吹き出しをつけたり,2枚の画像を利用してアニメーションGIFを作成し,携帯電話やPCにメールで送信できる。カメラ前面部に貼って楽しめる「ドレスアップシール」もオプションで用意される。

 主な仕様は以下の通り。

製品名CAMEDIA C-1
撮像素子1/3.2型131万画素CCD(有効125万画素)
記録画素数1280×960ピクセル(SHQ/HQモード),640×480ピクセル(SQモード)
記録方式JPEG(DPOF対応)
レンズ4.5mm(35mmカメラ換算で35mm相当),F2.8,5群6枚(非球面2枚)
電子ズーム2倍
測光方式CCDによるデジタルESP方式
露出制御プログラム,露出補正(+/-2EVまで,1/2ステップ)
シャッタースピード1/2〜1/1000秒(オートのみ)
ホワイトバランスフルオートTTL,プリセット(4種類)
ファインダー実像式
液晶モニタ1.5型TFTカラー
記録メディアスマートメディア(128Mバイト対応)
電源リチウム電池(CR-V3)×1,単3形(ニッケル水素,ニカド,アルカリ)×2(
サイズ110(幅)×62(高さ)×34(厚さ)ミリ
重量165グラム(電池とカード別)
価格3万8000円

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