News:ニュース速報 | 2001年3月9日 05:43 更新 |
「24時間いつでも,全国どこへでも,一律3分20円」を掲げ,マイライン戦線に殴り込んだフュージョン・コミュニケーションズが,報道関係者に向けて通話品質の公開試験を行った。
同社は,VoIP(Voice over IP)を使った電話サービスを4月1日に開始する。VoIPとはいえ,これまでのインターネット電話と異なり,音声帯域を保証した独自のバックボーンをNTTの交換機に接続する形を採用しているのが特徴だ。このため,遅延や音声品質の劣化がない上に,使い勝手もこれまでと変わらないという。
公開試験では,通話区間こそ,東京〜大阪(06地域)に限られていたものの,従来のアナログ通話と比較しても遜色のないクオリティを実現していた。
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