News:ニュース速報 | 2001年3月12日 06:03 更新 |
コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研はこのほど,PCのリサイクルについてユーザー意識調査を実施し,結果を公表した。
それによると,リサイクルについて「非常に関心がある」「やや関心がある」と答えたユーザーは合計約90%に上った。家庭用PCのリサイクルに必要なコストについて,PCの価格にあらかじめ回収料金を上乗せするデポジット制の導入が有力視されているが,ユーザーの約7割がこれに賛成。ただし「料金次第で」と条件を付けるユーザーが大半で,「支払ってもいい料金の上限」は,約8割が「3000円未満」とした。
BCN総研では「ユーザーはPCのリサイクル問題に高い関心を示しており,ユーザーの意見や立場を考慮した早期の対策が望まれる」とメーカーや行政に注文している。
4月に施行される改正リサイクル法では,企業で使用されるPCのリサイクルを義務づけている。リサイクルにかかるコストは,廃棄する段階で負担する方法が採用された。
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