News:ニュース速報 | 2001年3月13日 01:11 更新 |
キヤノンの御手洗冨士夫社長は3月12日,アナリスト向けに経営方針説明会を開いた。その中で,インクジェットプリンタやBluetoothモジュールを内蔵したデジタルカメラを開発していることを明らかにした。
それによると,「新しい市場を創出する製品の開発」としてプリンタとBluetooth内蔵型デジタルカメラが挙げられた。プレゼンテーションでは「μBJプリンタ内蔵デジタルカメラ」としてスタイリッシュなデザインのデジタルカメラと,名刺大程度のサイズと思われるプリント画像がともに紹介されている。リリース時期は資料では明らかにされていない。また資料では,「IXY Digital」の後継機と思われる新機種の画像も取り上げられている。
同社ではインクジェットプリンタとデジタルカメラの相乗効果を追求し,でデジタルフォト事業でリーティングポジションを確保したい考え。中期目標として,デジタルカメラ市場でシェア25%を目指す。
2001年の売上目標は,対前年比12.2%増の3兆1200億円。税引き前利益は同40.8%増と大幅アップの3200億円を見込んでいる。
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