News:ニュース速報 | 2001年3月15日 04:38 更新 |
東芝は3月14日,同社関連会社の東芝ビデオプロダクツジャパンが担当していた家庭用VTR機器事業などを本社映像ネットワーク事業部門に統合すると発表した。統合は10月をめどにおこない,ビデオプロダクツは解散する。
アナログVTRの市場規模が減りつつある一方,デジタル機器やデジタル融合商品の需要が急速に立ち上がりつつある。デジタル機器を担当する本社映像事業部門にアナログ部門を統合,映像事業を本社に一本化することで経営効率アップを図り,デジタル映像機器へのシフトを加速するのが狙い。
東芝は1995年2月,Toshiba Video Productsをシンガポールに設立し,VTR事業の本部機能を海外に移した。国内向け事業を担当する東芝ビデオプロダクツジャパンはシンガポール本社の全額出資で1996年に設立された。
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