News：ニュース速報 2001年3月21日　01:31 更新

セガ新社長に佐藤秀樹副社長が昇格

　セガは3月21日，16日に死去した大川功会長兼社長の後任として，佐藤秀樹副社長が社長に，福島吉治取締役（CSK会長）が会長に就任したと発表した。

　佐藤社長は1971年にセガに入社。昨年11月からCOOとして実務を指揮していた。同社は「生え抜きとして技術とビジネスマインドを兼ね備えた人材であり，何よりセガの業務に精通している」と社長就任の理由を説明している。福島取締役はCSKとセガ両社の会長を兼任することになった。またセガ特別顧問で共同COOの香山哲氏は，構造改革推進本部を中心に，ソフト開発本部長とCS事業本部長と要職を兼務，佐藤社長と共同で経営執行に当たる。

　セガは当初，香山氏を6月の株主総会以降に社長に就任させる人事を固めていたが，香山氏がまだ取締役にも就任していないこと，再建に向け重要な時期に社長の空位が続くことへの懸念などから，生え抜きの佐藤氏を昇格させて切り抜けることに決めた模様だ。

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