News:ニュース速報 | 2001年3月23日 06:00 更新 |
IT専門調査会社のIDC Japanは3月23日,国内xDSLサービス市場の現状と課題についてレポートをまとめた。2001年は事業者数の急増で競争が厳しくなる見込みという。
同社によるとブロードバンドアクセス市場は米国や韓国に比べて遅れていたが,2001年に入ってxDSLやCATV,FTTHなどのインフラ市場が急速に立ち上がりつつある。特にNTT東西地域会社が「フレッツ・ADSL」の商用化サービスを開始したことでxDSLの普及に弾みがついたとしている。
ただ事業者が急増した分,他社との差別化を迫られているのが現状。リッチコンテンツの配信やホスティング/ハウジングといった高付加価値サービスの充実など,事業者間競争の激化で利用者も急増すると見ている。
またNTTのブランド力は圧倒的。xDSL事業者はサービス地域の早期拡大とユーザー確保が成功のポイントになるという。
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IDC Japan
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