News:ニュース速報 | 2001年3月27日 01:46 更新 |
家庭用TVゲームソフトの中古販売業者と販売差し止めを求めたエニックスが争っていた訴訟の控訴審で,東京高裁は3月27日,エニックス側に差し止める権利がないとした一審の東京地裁判決を支持し,エニックス側の控訴を棄却した。
判決では,ゲームソフトは著作権法上の「映画の著作物」に当たると認めたものの,販売物は頒布権の対象にはならないとした。
中古ソフト販売をめぐっては一昨年,大阪地裁は中古ソフトを映画の著作物とした上で頒布権も認め,販売を差し止める判決を言い渡した。今回の東京高裁判決はこれとまったく逆の結論となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.