News:ニュース速報 | 2001年3月28日 05:54 更新 |
ソフトバンク・ブロードメディアは3月28日,事業戦略説明会の中で,米Akamai Technologiesと合弁で「アカマイ・テクノロジーズ・ジャパン」を4月にも設立すると発表した。
米Akamaiは,インターネット上で放送や出版などのコンテンツサービスを行う企業に向け,配信技術を提供している。同社は,世界55カ国に8000台以上の配信サーバを配備し,エンドユーザーが顧客企業のサーバにアクセスする際には,応用数学を用いたアクセス渋滞の回避やユーザーにとって最適なサーバの選択など,「コンテンツ配信の信頼性向上と2〜10倍の高速化する技術を提供している」(ソフトバンク・ブロードメディアの橋本太郎社長)という。顧客企業は3600社以上。
新会社は,Akamaiのコンテンツデリバリーサービスを国内で展開する。資本金は4億5000万円で,出資比率は,ソフトバンク・ブロードメディアが55%,Akamaiが40%,ソフトバンク・テクノロジー・ホールディングスが5%となっている。社長は,ソフトバンク・ブロードメディアの橋本太郎社長が兼任する予定だ。
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