News:ニュース速報 2001年3月28日 02:36 更新

IBMが2.5型HDDに流体軸受けモーターを採用,5400回転に高速化

 日本アイ・ビー・エムは3月28日,2.5型HDD「Travelstarファミリー」3製品を発表した。流体軸受けモーター(FDB)を採用したことで世界最高レベルの静粛性を実現したという。今年第2四半期の出荷を予定している。

 新製品は容量48Gバイトの「Travelstar 48GH」と30Gバイトの「Travelstar 30GN」,15Gバイトの「Travelstar 15GN」。それぞれノートPC用としては高速な毎分5400回転タイプで転送速度は最高241Mbps。Ultra ATA/100にも対応している。

 Drive Noise Suppression System(DNSS)と呼ぶ静音技術を搭載。ディスクを回転させるスピンドルモーターに,ボール・ベアリングに代えてFDBを採用したほか,HDDのヘッドを動かすボイスコイルモーターのダンパーを強化することで,静音化と耐衝撃性の向上を実現した。新製品の発表で,TravelstarファミリーはすべてFDBを採用したことになる。製品開発は日本IBM藤沢事業所が担当した。

関連リンク
▼ 日本IBM

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.