News：ニュース速報 2001年3月28日　07:10 更新

ネット通販，9割が不安──都が調査

　東京都はこのほど，インターネット通販について実施したユーザーの意識調査の結果をまとめた。ネット通販を利用した，あるいは今後利用したいと答えたユーザーは合計で9割近いが，不安を感じるユーザーも同じく9割に上っている。

　調査は昨年11月，都の消費生活モニター500人を対象に実施した。ネット通販を実際に利用したのは15.4％と多くはなかったが，今後利用したいとしたのは72％に上った。購入したい商品は「航空・鉄道などの乗車券」「ホテルなどの予約」「コンサート・演劇などのチケット」などチケット関連が多かった。

　一方，ネット通販に「非常に不安を感じる」としたユーザーは24.7％。「少し不安を感じる」と答えた64.8％と合わせると約9割が何らかの不安を感じてるという結果となった。不安要因は「代金支払い方法の安全性」がトップ。クレジットカード決済の利用時にカード番号が漏れて不正請求されるなど，「代金支払い方法の安全性に不安を感じる」とした回答がもっとも多かった。

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▼ 東京都「『インターネット通販』についての調査結果」

[ITmedia]

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