News:ニュース速報 2001年3月30日 06:00 更新

太陽生命のCrusoeノートは“タッチパネル付きLOOX”

 富士通が29日,米TransmetaのCrusoeを搭載したノートPC1万2000台を太陽生命に納入することを発表したが,このノートPCは「FMV-BIBLO LOOX」をベースに保険営業向けにカスタマイズしたものだ。

 ノートPCは「ぱれっとくん」。CrusoeのTM5400/533MHzとWindows Meを搭載する。メモリは128Mバイト,HDDは10Gバイト。特徴は液晶ディスプレイで,LOOX Sと同じ8.8型TFT(1024×512ピクセル)ながら,営業活動に便利なようタッチパネルに対応した。サイズは243(幅)×151(奥行き)×33(厚さ)ミリ,重さ約1キロはLOOX Sとほぼ同じ。約8時間の連続使用が可能だ。

 アプリケーションに,生保業界初という地図情報システムを開発して搭載する。インクリメントPの「マップDK」をベースとしたもので,顧客の住所を地図上にプロットでき,各種営業支援機能と連携も可能になっているという。顧客情報をノートPCに入力すると,太陽生命のホストコンピュータに接続して即日更新されるシステムも構築した。

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